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Saturday,October 22
旭山動物園にて・11【きりん舎・かば館】 (4 photos)
2016年10月6日に行ってきた旭山動物園のレポート11ログ目です。
まずは旭山動物園のウェブサイトにある園内マップで場所をご確認いただきましょう。
旭山動物園
http://www.city.asahikawa.hokkaido.jp/asahiyamazoo/
旭山動物園|園内マップ
http://www.city.asahikawa.hokkaido.jp/asahiyamazoo/2200/d055315.html
旭山動物園でもっとも感じることは「動物との距離感が近い」ということだと思います。
今回のログでご紹介する「きりん舎」と「かば館」は、旭山動物園のなかでも特に近距離感が味わえる展示施設だと思います。
わたしはそんなに動物園を知っているわけではありませんが、旭山動物園の「きりん舎」と「かば館」で味わえる近距離感は、日本でも……いいえ、ひょっとしたら世界でも貴重なものかもしれないと思いました。
前フリはこれぐらいにして、さっそく「きりん舎」からご覧いただきましょう。
かつてキリンとここまで接近遭遇したことなんてあっただろうか
「きりん舎」の屋外ケージでは、どういうわけかキリンがケージの際まで来てくれるんです。驚くぐらいキリンを近くに感じながらシャッターを切ることができました。
いないいなぁい……ばあ!
ケージの際まで来るキリン
キリンの唇が不思議な形をしていたり、鼻の穴が縦に長い筋のようになっています。
頭の骨格は馬の顔に近いイメージを抱いていましたけど、こうして見るとぜんぜん違いますね。そして改めて頭のうえにあるツノのような突起はなんのためにあるのでしょう?
距離が近いからこそ新しく気づくことも多いです。
また、「キリン舎」そばのベンチはキリンの形をしていました。
キリンのベンチ
小さいことかもしれませんが、こういうデザインが雰囲気をつくっていくのだと思います。
つぎに「かば館」です。
「かば館」の前にさしかかった時に、1頭のカバがおりまして。
「お、カバがいるじゃん」と動画をまわしたところ、カバのやつが遠目のところにビタッとくっつきました。
かば館の前の水槽。遠目のところにびたっ
とおりすがりの人が「あのカバ、あそこがお気に入りなのかしら」みたいなことを話しているのを耳にしたのでようく見ると、カバが落ち着いたところは「かば館」の入口脇にある窓の下ということに気づきました。
「入口を入ってすぐの窓から見たら、至近距離なんじゃないの?」
そう考えて「かば館」に入ったところ、案の定。
至近距離からシャッターを切ることができました。
かば館の入口の横……いたぁっ! 「いやいや、ここはカメラの出番だ!」と動画をオフ
至近距離のカバ
旭山動物園のなかではもっとも近い距離感で切ったシャッターです。
個人的には奇跡に近い1枚だと思っていたり。
でもでも。
「かば館」のなかではもっとすごいものが見れたんです。
かば館のなかは比較的ゆったり見てまわれるようになっています
「かば館」のなかは比較的ゆったりみてまわれるようになっているみたいですが……。
ん? なんだこの丸窓。
そしてうえを見てみると…。
丸窓を覗くとカバが……そしてうえを見ると、お、泳いでるっ!
泳いでるカバを下から見れるのは驚きです。
でも、天窓(?)も丸窓も小さくてチラッとしか見えませんね。
丸窓から奥を見ると、どうやら水槽の対面側に広い窓が設置されている様子。
動画を撮るならあそこからだ、と考え順路を進むと、ありました。広い窓。
そこからしっかりと泳ぐカバを動画で撮ることに成功しました。
すいすいと泳ぐもんだなあ……
泳ぐカバを、しかも水中からの視点で見たのは生まれて初めてでした。
もう少し水が綺麗だと写真に撮ってもおもしろかったと思いますが、動きのわかる動画のほうがおもしろいですね。
ちなみに、かば館からは隣のキリン舎が地上からの視点で見えるようになっています。
地上視点のキリン。やっぱ背が高い
やや逆光だったのと、このときはカバのほうに気をとられていたのでここからの写真はありません。しかし、この展示は屋外の視点と比べることではじめてキリンの背の高さが実感できるようになっているおもしろい視点切り替えだと思いました。
「きりん舎」と「かば館」はとてもおもしろかったです。
とくに、カバがあんなに悠々と泳ぐ動物だったとは知りませんでした。
キリンとカバは、大きめの動物園なら必ずといっていいほどいる言葉は悪いかもしれませんがありふれた動物です。でも、ありふれていると思っていることでも、距離や視点を工夫するだけでとても新鮮な驚きとともに見ることができるのだと気づかされる良い展示施設だと思いました。
さて。
旭山動物園で撮影してきた動画は以上でネタ切れです。
写真もどうでもいいような写真が数枚しか残っていません。
これまで11回にわたる長いログにお付き合いいただきありがとうございました。
次回のログにて旭山動物園の感想を総括して、旭山動物園のログシリーズは最終回ということになります。
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