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２０１６年(ねん)１０月(がつ)６日(むいか)に行(い)ってきた旭山(あさひやま)動物(どうぶつ)園(えん)のレポート１１ログ目(め)です。
まずは旭山(あさひやま)動物(どうぶつ)園(えん)のウェブサイトにある園内(えんない)マップで場所(ばしょ)をご確認(かくにん)いただきましょう。

旭山(あさひやま)動物(どうぶつ)園(えん)
http://www.city.asahikawa.hokkaido.jp/asahiyamazoo/

旭山(あさひやま)動物(どうぶつ)園(えん)｜園内(えんない)マップ
http://www.city.asahikawa.hokkaido.jp/asahiyamazoo/2200/d055315.html

旭山(あさひやま)動物(どうぶつ)園(えん)でもっとも感(かん)じることは「動物(どうぶつ)との距離(きょり)感(かん)が近(ちか)い」ということだと思(おも)います。
今回(こんかい)のログでご紹介(しょうかい)する「きりん舎(しゃ)」と「かば館(かん)」は、旭山(あさひやま)動物(どうぶつ)園(えん)のなかでも特(とく)に近距離(きんきょり)感(かん)が味(あじ)わえる展示(てんじ)施設(しせつ)だと思(おも)います。

わたしはそんなに動物(どうぶつ)園(えん)を知(し)っているわけではありませんが、旭山(あさひやま)動物(どうぶつ)園(えん)の「きりん舎(しゃ)」と「かば館(かん)」で味(あじ)わえる近距離(きんきょり)感(かん)は、日本(にっぽん)でも……いいえ、ひょっとしたら世界(せかい)でも貴重(きちょう)なものかもしれないと思(おも)いました。

前(まえ)フリはこれぐらいにして、さっそく「きりん舎(しゃ)」からご覧(らん)いただきましょう。

かつてキリンとここまで接近(せっきん)遭遇(そうぐう)したことなんてあっただろうか

「きりん舎(しゃ)」の屋外(おくがい)ケージでは、どういうわけかキリンがケージの際(きわ)まで来(き)てくれるんです。驚(おどろ)くぐらいキリンを近(ちか)くに感(かん)じながらシャッターを切(き)ることができました。

いないいなぁい……ばあ！

ケージの際(きわ)まで来(く)るキリン

キリンの唇(くちびる)が不思議(ふしぎ)な形(かたち)をしていたり、鼻(はな)の穴(あな)が縦(たて)に長(なが)い筋(すじ)のようになっています。
頭(あたま)の骨格(こっかく)は馬(うま)の顔(かお)に近(ちか)いイメージを抱(いだ)いていましたけど、こうして見(み)るとぜんぜん違(ちが)いますね。そして改(あらた)めて頭(あたま)のうえにあるツノのような突起(とっき)はなんのためにあるのでしょう？
距離(きょり)が近(ちか)いからこそ新(あたら)しく気(き)づくことも多(おお)いです。

また、「キリン舎(しゃ)」そばのベンチはキリンの形(かたち)をしていました。

キリンのベンチ

小(ちい)さいことかもしれませんが、こういうデザインが雰囲気(ふんいき)をつくっていくのだと思(おも)います。


つぎに「かば館(かん)」です。

「かば館(かん)」の前(まえ)にさしかかった時(とき)に、１頭(とう)のカバがおりまして。
「お、カバがいるじゃん」と動画(どうが)をまわしたところ、カバのやつが遠目(とおめ)のところにビタッとくっつきました。

かば館(かん)の前(まえ)の水槽(すいそう)。遠目(とおめ)のところにびたっ

とおりすがりの人(ひと)が「あのカバ、あそこがお気(き)に入(い)りなのかしら」みたいなことを話(はな)しているのを耳(みみ)にしたのでようく見(み)ると、カバが落(お)ち着(つ)いたところは「かば館(かん)」の入(にゅう)口脇(くちわき)にある窓(まど)の下(した)ということに気(き)づきました。

「入口(いりぐち)を入(はい)ってすぐの窓(まど)から見(み)たら、至近(しきん)距離(きょり)なんじゃないの？」

そう考(かんが)えて「かば館(かん)」に入(はい)ったところ、案(あん)の定(じょう)。
至近(しきん)距離(きょり)からシャッターを切(き)ることができました。

かば館(かん)の入口(いりぐち)の横(よこ)……いたぁっ！　「いやいや、ここはカメラの出番(でばん)だ！」と動画(どうが)をオフ

至近(しきん)距離(きょり)のカバ

旭山(あさひやま)動物(どうぶつ)園(えん)のなかではもっとも近(ちか)い距離(きょり)感(かん)で切(き)ったシャッターです。
個人(こじん)的(てき)には奇跡(きせき)に近(ちか)い１枚(まい)だと思(おも)っていたり。

でもでも。
「かば館(かん)」のなかではもっとすごいものが見(み)れたんです。

かば館(かん)のなかは比較的(ひかくてき)ゆったり見(み)てまわれるようになっています

「かば館(かん)」のなかは比較的(ひかくてき)ゆったりみてまわれるようになっているみたいですが……。
ん？　なんだこの丸(まる)窓(まど)。
そしてうえを見(み)てみると…。

丸(まる)窓(まど)を覗(のぞ)くとカバが……そしてうえを見(み)ると、お、泳(およ)いでるっ！

泳(およ)いでるカバを下(した)から見(み)れるのは驚(おどろ)きです。
でも、天窓(てんまど)（？）も丸(まる)窓(まど)も小(ちい)さくてチラッとしか見(み)えませんね。
丸(まる)窓(まど)から奥(おく)を見(み)ると、どうやら水槽(すいそう)の対面(たいめん)側(がわ)に広(ひろ)い窓(まど)が設置(せっち)されている様子(ようす)。
動画(どうが)を撮(と)るならあそこからだ、と考(かんが)え順路(じゅんろ)を進(すす)むと、ありました。広(ひろ)い窓(まど)。

そこからしっかりと泳(およ)ぐカバを動画(どうが)で撮(と)ることに成功(せいこう)しました。

すいすいと泳(およ)ぐもんだなあ……

泳(およ)ぐカバを、しかも水中(すいちゅう)からの視点(してん)で見(み)たのは生(う)まれて初(はじ)めてでした。
もう少(すこ)し水(みず)が綺麗(きれい)だと写真(しゃしん)に撮(と)ってもおもしろかったと思(おも)いますが、動(うご)きのわかる動画(どうが)のほうがおもしろいですね。

ちなみに、かば館(かん)からは隣(となり)のキリン舎(しゃ)が地上(ちじょう)からの視点(してん)で見(み)えるようになっています。

地上(ちじょう)視点(してん)のキリン。やっぱ背(せ)が高(たか)い

やや逆光(ぎゃっこう)だったのと、このときはカバのほうに気(き)をとられていたのでここからの写真(しゃしん)はありません。しかし、この展示(てんじ)は屋外(おくがい)の視点(してん)と比(くら)べることではじめてキリンの背(せ)の高(たか)さが実感(じっかん)できるようになっているおもしろい視点(してん)切(き)り替(か)えだと思(おも)いました。

「きりん舎(しゃ)」と「かば館(かん)」はとてもおもしろかったです。
とくに、カバがあんなに悠々(ゆうゆう)と泳(およ)ぐ動物(どうぶつ)だったとは知(し)りませんでした。

キリンとカバは、大(おお)きめの動物(どうぶつ)園(えん)なら必(かなら)ずといっていいほどいる言葉(ことば)は悪(わる)いかもしれませんがありふれた動物(どうぶつ)です。でも、ありふれていると思(おも)っていることでも、距離(きょり)や視点(してん)を工夫(くふう)するだけでとても新鮮(しんせん)な驚(おどろ)きとともに見(み)ることができるのだと気(き)づかされる良(よ)い展示(てんじ)施設(しせつ)だと思(おも)いました。

さて。
旭山(あさひやま)動物(どうぶつ)園(えん)で撮影(さつえい)してきた動画(どうが)は以上(いじょう)でネタ切(ぎ)れです。
写真(しゃしん)もどうでもいいような写真(しゃしん)が数(すう)枚(まい)しか残(のこ)っていません。

これまで１１回(かい)にわたる長(なが)いログにお付(つ)き合(あ)いいただきありがとうございました。
次回(じかい)のログにて旭山(あさひやま)動物(どうぶつ)園(えん)の感想(かんそう)を総括(そうかつ)して、旭山(あさひやま)動物(どうぶつ)園(えん)のログシリーズは最終(さいしゅう)回(かい)ということになります。

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