Thursday,June 18

Red Bull Air Race Chiba 2015 エアレースレポ【第2弾】

2015年5月16日、日本初開催となったエアレースを観戦、そのレポ第2弾です。
第1弾では会場の様子をレポりました。第2弾では観戦の様子をレポります。

開場はだいたい午前10時頃でしたが、11時過ぎには安全確認のための飛行が行われ、その後選手たちによる練習(?)飛行がはじまりました。各選手は1回の練習飛行でコースを2回飛ぶことが許されており、それを間を置いて2ローテーション、その後予選の本番という流れでした。

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ギリギリ良く撮れた写真。


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曇天の最大ズームはやっぱり画面が暗くなりますね。


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画面はとても暗いですが、300キロ以上で移動する飛行機を、さながら時間を止めて撮ったかのような写真。


Red Bull Air Race Chiba 2015 エアレースレポ【第2弾】_sb_04.jpg

エアレースを撮ったたくさんの写真のなかで個人的に気に入った写真。どこまでも高く飛んでいきそうな自由な雰囲気が好きです。


<雑感>
安全確認のための飛行から予選本番もふくめて、ほとんど1日中飛行機が飛びまわっていることなります。これでもかと言うほどアクロバティックな飛行を見ることができたのは面白かったです。テレビなどでは予選本番の様子ばかり注目され、ストイックにタイムアタックをしているように見えてしまうかもしれませんが、観客席で観ている人のほとんどはタイムなんて気にしてません。ぐるんぐるん飛びまわる飛行機たちにただただ感嘆して楽しんでいるだけです。敵も味方も特になく、冒険者たちの挑戦心・勇気に感嘆し拍手を送るお祭りのような感覚で、時間を忘れて楽しむことができました。

<写真についての雑感>
使ったズームレンズは、18-200mm 1:3.5-6.3という広角からズームまでほぼまんべんなくカバーしている変態的なレンズ。F値が3.5からというレンズとしては暗いのが残念なレンズでもあります。屋内では暗すぎて使えないため、屋外&晴天専用レンズと言ってもいいでしょう。ほぼ200mmの最大ズームで撮影していました。ズームしてさらに絞りは最大で開けても6.3。曇天では屋外でも画面は暗くなります。時速300キロ以上で飛ぶ飛行機を捉えるシャッタースピードは1/1000秒ほど。画面はさらに暗くなります。この条件で露出を確保するためには、どうしてもISOを400以上に上げねばならず、私の古いカメラではトリミングで飛行機を拡大するとノイズが目立ってしまいます。晴天であればISOは100で露出は確保できたと思われます。
欲を言えば200mmでは飛行機は画面に小さめにしか収まらないので、F値が3未満で400mmとか800mmとか明るくてバズーカみたいなレンズを使うともっと面白い写真になったかもしれません(いかんせん、そういうレンズは高価で重い。被写体を追いかけるのも大変になってくる)。総じて、曇天で厚い雲に覆われた薄暗い天候であったため、撮影するには難しいコンディションであったと思います。翌日の5月17日の本戦は晴天だったので、撮影は比較的ラクだったのではないでしょうか。


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