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Tuesday,December 1
飯能まつり (17 photos)
11月7日、友人たちと「飯能まつり」に行ってきた時の記録をログにします。
「飯能まつり」は、埼玉県飯能市で毎年11月に開催されるお祭りです。
お祭りと聞くと、神社の境内に出店がならぶくらいのイメージしかありませんでした。
ところがぎっちょん、「飯能まつり」はそれとは比べ物にならないスケールの大きいお祭りだったんです!
以下、写真とあわせてレポートなど。
11月7日の飯能市はまだ紅葉がはじまったばかり
秋です。
11月7日の飯能市はようやく秋めいてきた時期でした。
唯一、紅葉が綺麗に色づいていたので写真に収めましたが、右にうっすら見える木の葉はまだ緑色をしていますよね。
「紅葉だけを撮ったらもっと秋らしくなるかなー?」
そう思って撮った写真がこちら↓↓
こっちの方が秋らしいですね
さて、件の「飯能まつり」ですが、ほかの祭りとは比べ物にならないくら規模が大きくてですね。
飯能駅前にあるメインストリートと商店街をふくめた全ての道路を1日中通行止めにして、その道路の両脇にこれでもかというくらい出店が並ぶんです。
出店
出店
お面
あんなにたくさんの出店が並んでいるのを見たのは生まれて初めてでした。
そして、その出店が並んでいる道を唐突に神輿が通ったり、パレードが通ったり、あちこちの路上で郷土芸能が披露されたりするんです。
わけがわからないまま賑やかに盛り上がっていく祭りを経験したのも初めてでした。
唐突に現れる神輿。神輿が通るたびに人の流れがせき止められたりする。
神輿のなかの舞台で祭囃子に合わせて一心不乱に踊るひょっとこ。トライアルなのか、ずーっと踊ってました。休憩とかしないの?
唐突に出現する花笠踊り。あれ?
唐突に出現するパレード。音楽はサンバ。あれれ?
サンバのリズムに合わせて踊るダンサーたち。あれれれ?
「飯能まつり」のはずなのに、飯能とはまったく関係のなさそうな演し物が目立ちます。
花笠踊りはたしか山形。サンバにいたっては日本ですらありません。
そうなんです。
「飯能まつり」は飯能はもちろんですが、全国にある郷土芸能や伝統芸能を披露したいという人にとっての晴れ舞台でもあるんです。
よく見ると、出店のなかには、売り口上が芸となっている「バナナのたたき売り」や「ガマの油」がありました。「南京玉すだれ」や路上マジシャンなどの大道芸人もあちらこちらに。
その風景はお祭りというより、本当にフェスティバルという言葉の方がしっくりくるくらいあらゆるお祭り文化が一同に会したような賑やかで楽しいお祭りでした。
岩手の郷土芸能。
中国の「茶碗」とかいう踊り。正面からなので顔はボカしました。彼女の名誉のために申し上げておきますが、美人さんでしたよ。
「飯能まつり」は、実は夕方から夜にかけてが本番です。
暗くなってくると、通りに面したところにかけてある提灯に明かりが灯ったりして祭り会場は幻想的な空間になります。
まあ、暗くなってくるってことは撮影するのが厳しくなってくるってことでもありますが(笑)
暗くなってくると、提灯に明かりが灯ります。
日が落ちると、お祭り会場の雰囲気はかなりグッとくるものになります。暗くて撮影はどんどん厳しいものに!
昼間このあたりをうろついていたら、おそらく祭りの実行委員会の方に話しかけられました。この提灯を覆っている紙に書かれている文句は、商店街の人がひとつひとつ考えたもので、同じ文句が書かれているものはひとつとしてないそうです。和歌や川柳をもじってお店の名前を入れたりするそうですよ。そして、明かりに使っているのはなんと本物のロウソク! 電気だともっと安く済むそうですが、それじゃあ雰囲気が出ないよねって本物のロウソクを使っています。「雨が降ったら灯せないし、午後9時には消さなきゃならないから手間もかかるんだけど、夜になったらいい雰囲気になるからぜひ見に来てね」とお話されてました。仰る通り、夜にまた来ましたよ。いい感じです。しかしロウソクの明かりを手持ちカメラで撮るのは困難です!(笑) この写真、シャッタースピードはなんと60分の1秒。それでも手ブレが目立ってない奇跡の1枚です。
夜の商店街。商店街の端から祭り会場の中央を臨むアングル。まだまだ人通りが多いです。というか、本番真っ盛りです。
飯能まつりのベストショット。男の子には祭り会場がどんな風に見えてるんでしょうねえ。パパさん、肩車お疲れさまです。
わたしが飯能まつりに行ったのは土曜日。
飯能まつりは土日開催でして、祭りとしては土曜日は前夜祭で日曜日が本番みたいな位置づけみたいです。
土曜日でコレですから、日曜日はかなりスゴイことになりそうですね。
まったく前情報を入れずに行ったので、かなり度肝を抜かれました。
ものすごく楽しかったです。
来年は日曜日に行ってみようかな。
<撮影について>
お祭りという特殊な環境下、人を正面から撮っていいものやらどうか非常に悩みました。
通行人はすごい人混みですし、演し物の演者さんは写真を正面から撮ってよいものやら最後まで悩みました。演者さんも祭りが終われば一般市民でしょうから、無断でアップするのは気が引けるというものです。なにかしらのアナウンスが欲しかったです。
とりあえず、アップする写真は背後からのショットを中心にして、正面からのショットは顔をボカすことにしました。これらの写真でどなたかに迷惑がかかることはおそらくないと思われますが、「無断でこれは困る」という写真がございましたら、ぜひお知ください。削除等対応させて頂きます。
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